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【歴9年のフリーライターが解説】ライターは本当に稼げるの?

本当に在宅ライターで月数十万円も稼ぐことはできるの?

在宅ライターで月20万~30万円を稼いでいる方はたくさんいます。
予想ですが、月40万円以上になってくると、稼いでいる人は少なくなってきます。

たまに、「月50万円以上も稼げる!」といった広告がありますが、あまり真面目にとらえない方がいいでしょう。

私は月50万円以上(今は100万ぐらい)を毎月キープしていますが、わりと必死です(というか100万ぐらいになると生活に支障をきたすのでおすすめできません。単価次第ですが。わかりやすく文字単価換算すると、最低3円、アベレージ4円ちょっとぐらいです)。
月50万円は涼しい顔をして稼げる金額ではありません。

しかし、月20~30万円であれば、やり方次第では稼げます。
ただし、稼ぐための条件を満たしている必要があります。

この記事では、在宅ライターで月数十万円を稼ぐための条件を解説しているので、ライターになることを検討している方はご参考ください。

月数十万円を稼ぐための条件


月数十万円を稼ぐためには、それなりの条件が必要です。
執筆力や営業力を養うことは必須ですが、在宅ライターをできる環境を整えなければなりません。

1日6時間以上確保できる

目安として、1日6時間以上は確保できる環境でなければ、在宅ライターで月数十万円を稼ぐことは難しいかもしれません。

ライターの報酬は文字単価制が多く、1文字0.2~10円以上と様々です。
ジャンルによって文字単価の相場が異なるため一概には言えませんが、1文字あたり0.8~1.5円程度の仕事を主流に受けることになるでしょう。

例えば、文字単価1円2,000文字=2,000円の案件を獲得した場合、1時間で2,000文字書けるとすると6時間で12,000円の報酬です。

ただし、パフォーマンスが低下すれば執筆スピードは遅くなるため、実際には10,000円程度の報酬となるでしょう。

そして、1ヶ月あたり21日働いた場合、210,000円の報酬となります。
もちろん、210,000円分の仕事を獲得できなければ、この金額は達成できません。

集中できる環境がある

1日6時間あれば、月210,000円を稼ぐことも可能とお伝えしましたが、これは集中できる環境があった場合に限ります。

1時間2,000文字を書ける能力があっても、集中できる環境でなければパフォーマンスを発揮することはできないでしょう。

小さい子供がいて、なかなか執筆の時間を確保できない方もいます。
この場合は、1日のスケジュールを細かく立てて、隙間時間に執筆するしかないでしょう。

しかし、イレギュラーはつきものなので、それでも計画通りに執筆できるとは限りません。
子育てをしながら在宅ライターで月数十万円を稼ぎたい方は、色々と工夫が必要です。

向上心がある

ライターの世界では、低報酬で大量に記事を請けるライターと、高単価で少数の記事を請けるライターの二極化が進んでいると感じています。

向上心を持たずに仕事をしていては、高報酬を得られるようなライターにはなれないでしょう。

書いた記事が一発で受領してもらえるとは限らず、数回の修正依頼が来ることもあります。
文章を修正されたくないという気持ちが強い方は、修正依頼されたことを不快に感じ、途中で投げ出すこともあるのです。

向上心を持つことで執筆力や営業力が高まり、高報酬の案件を獲得できるようになるでしょう。

常に工夫して収入アップを求められる

収入アップには、執筆力や営業力だけではなく、魅力的なプロフィールの作成、クライアントへのアピール、メッセージへの即返信などが関係しています。

これらを常に工夫して収入アップを求められれば、いずれ月数十万円を稼げるようになるでしょう。

最初は副業から始めた方がいい


私は、いきなりフリーランスになりましたが、最初は副業から始めることをおすすめします。
その理由は次の2つです。

急に案件がなくなることがある

獲得した案件は、急に消失することがあります。
月10万円を毎月支払ってもらえる案件でも、急にクライアントから連絡がなくなったり、様々な事情で案件がなくなったりすることがあるのです。

そうなれば、一気に収入がなくなってしまいます。
このようなリスクを減らすために、複数のクライアントから少額ずつ案件を獲得していくことが大切です。

このように、急に案件がなくなることがあるため、執筆力や営業力が低い状態でフリーランスとして在宅ライターになることはおすすめできません。

こちらで、私がライターを始めてから収入が安定するまでの話を自己満足に語っているので、よろしければご覧ください。

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フリーランスは何もかもが自己責任

フリーランスは、風邪をひいても事故にあって入院することになっても、会社に保障してもらえません。
労災保険などもないため、自分で保険をかけるなどリスクヘッジする必要があります。

何もかもが自己責任であるため、気軽に飛び込める世界ではないことだけは理解いただきたいと思っています。

まずは、副業でライターを始めて、色々と勝手がわかってからフリーランスになることを検討しましょう。

フリーランスになるタイミング


副業ライターで月数十万円を稼ぐ方もいますが、とても稀です。
医師や看護師、弁護士など一部の専門家であれば、高報酬の案件を受注できるため、副業でも十分に稼げるでしょう。

特に専門性がない人の場合は、副業で月数十万円は難しいと考えています。

では、フリーランスの在宅ライターには、どのようなタイミングでなるといいのか解説します。

安定した収入を得続けられる見込みがある

フリーランスは、毎月継続で収入を得なければなりません。
副業であれば、たとえ1円も稼げない月があっても生活に大きなダメージは及ばないでしょう。

安定した収入を得続けられる見込みがある場合に限り、フリーランスになることをおすすめします。

家族の同意を得られる

フリーランスの人は増えてきていますが、それでもサラリーマンになることが常識として浸透しています。
そのため、フリーランスになることを家族に反対される場合もあるのです。

家族の反対を押し切ってフリーランスになっても、良いことはありません。
次のように、情報をできる限り多く伝えて、理解を得られるように話すことが大切です。

・フリーランスになりたい理由
・収入を得続けられる見込みがあるか
・フリーランスになってからどのような生活をするのか
・収入がなくなったらどうするのか

リスクヘッジや収入がなくなったときの対策まで考えて家族に伝えた方が、納得してもらいやすいかもしれません。

ライターで稼ぐために登録しておいた方がいいサイト


在宅ライターを始める方は、こちらの記事に記載されているサイト全てに登録することをおすすめします。

収入に繋がるものは全て利用していきましょう。

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加藤 良大
加藤 良大
歴11年フリーライター。執筆実績23,000本、大手から個人まで取引先数は500以上。正確でわかりやすい記事を追求し、各ジャンルの専門家からも高評価を得ている。対応ジャンルは医療・法律・不動産・美容・M&A・ビジネス・マーケティングなど多岐にわたる。