報酬額が高い案件を依頼してもらったけれど、いつまで続くのか不安に感じている方は多いのではないでしょうか。継続案件はどれぐらい続くものなのか、ライター歴6年、執筆実績9,000本以上の医療ライターが解説します。
継続期間は案件によって大きく異なる
継続期間は、メディアを立ち上げたばかりかどうか、記事数は十分に集まっているかどうかなど、メディアの状況によって異なります。
メディア立ち上げの場合
メディア立ち上げ期に依頼された場合は、2~3年続く可能性があります。ただし、会社の方針が急に変わったり、思っていたよりも収益があがらなかったりした場合には、急遽案件が消失することがあります。
逆に、収益がしっかりあがっており、執筆した記事が高評価の場合には、5年6年とさらに長く依頼してもらえることもあるでしょう。
メディアの記事数が多く安定している場合
すでにメディアの記事がある程度集まっている場合には、それなりのクオリティが求められます。googleアップデートによって、量よりも質の時代が到来しました。メディア立ち上げ期は、質より量を優先し、ある程度の記事数が集まったら質を重視するというケースがよくみられます。
質を重視している場合は、1ヶ月あたりの発注数が少なく、ライターの入れ替わりも激しい傾向があるため、リスクヘッジのために複数案件を請けておくことが大切です。
私も、先月まで高評価を得ていたのに、急に音信不通になったケースがあります。クライアントの対応が急に変わることは珍しいことではありません。
継続期間を気にすることなくどんどん案件を取っていこう
私は、継続案件がどれぐらい続くのか気にするのではなく、1社あたりの報酬額を抑えて、できるだけ多くのクライアントと取引した方がいいと考えています。案件がどれぐらい続くのかを正確に測ることはできません。
生活がかかっているため、継続案件が長く続くことを期待するのではなく、常にアンテナを張って、どんどん良い案件を発掘していった方がいいと考えています。
クライアント都合で急に案件が終了することもある
継続案件は、急に消失する可能性があります。私がこれまでに体験した案件消失の原因は次のとおりです。
Googleペナルティ
詳細は不明ですが、急にサイトの検索順位が大きく下がったため、順位が戻るまで新規発注は停止と通告されました。ちなみに現在は順位が戻ったため、再度発注してもらえています。
取引先の社長が逮捕
エンドクライアントの社長が逮捕されたため、案件が消失するという予測しようがない出来事もありました。同クライアントさんから他案件を紹介してもらえたため、収入が大きく減ることはありませんでした。
担当者が変わって方針が変更になった
メディア運営の担当者が変わり、外注に関する方針が変更になったため、突然発注終了となりました。
某医療系サイト問題の余波
某医療系サイトがトンデモ医療記事を掲載していたことが問題になりました。当時、問題の医療系サイトとは全く関係がない医療系サイトで執筆していたのですが、一度サイト内の記事を見直したいということで発注が停止になりました。そのサイトは、そのまま閉鎖しました。
予定の記事数が集まった
急遽、「予定の記事数が集まったので案件終了となります。ありがとうございました。」と連絡が来ました。せめて、前の月には教えてもらいたいものですが、そこまで気をつかってくれないクライアントさんもいます。
1つの案件に固執しないことが大切
継続案件は、いつ消失するかわかりません。1つの案件に固執せずに、複数案件を請けることをおすすめします。私は、50万円のうち30万円を1つの案件で賄っていたときに、急遽案件が消失してヒヤヒヤさせられたことがありました。
今では、最低10クライアント以上と取引するようにしています。1案件あたりの取引額を抑えて複数のクライアントから案件を請ければ、1つの案件が消失したところで大きな問題にはなりません。
また、リスクヘッジとしてサグーワークスプラチナに登録するのもおすすめです。1文字1円以上の案件がほとんどであるため、仕事がなくて困ったときのリスクヘッジになります。サグーワークスプラチナに登録するには、テストに合格する必要があります。
ある程度の経験がある方であれば、すんなり合格できるかと思います。テストに応募するのはタダなので、試してみてはいかがでしょうか。