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私が初心者ライターにランサーズの運営案件を全力でおすすめする理由

ライターを始めたけれど、収入がなかなか安定しない・・。継続案件がなかなかもらえない・・。といったことで悩んでいる初心者ライターさんは多いのではないでしょうか。

初心者ライターさんには、ランサーズの運営案件を全力でおすすめします。
そもそもランサーズの運営案件が何か、メリット・デメリット、運営案件に参加する方法について医療ライター加藤良大がご紹介します。

運営案件とは?

運営案件というのは、ランサーズの方がランサーズ内で募集をかける案件のことです。

ランサーズが企業から仕事を請けて、それをランサーズに登録している方へ振っていきます。

クライアント名に「Lancers」が入っているのがランサーズ運営のアカウントです。

なお、「運営案件」というのは、一般的に呼ばれている名称であり、正式名称ではありません。

運営案件のメリット

運営案件に参加することには、次のようなメリットがあります。

経験を積める

初心者ライターさんは、様々な経験を積むことが大切です。
しかし、なかなか提案が通らない、仕事の相談をしてもらえないこともあるでしょう。

ランサーズの運営案件は、基本的に複数人を採用するため、1人しか当選しない案件と比べて受注成功率が高いのです。

ランサーズの運営案件で経験を積めば、1人しか当選しない案件を請けられるほどに成長できる可能性があります。

ある程度の単価の仕事を請けられる


ランサーズの運営案件は、単なる執筆記事であれば文字単価1.0円(ランサーズ手数料抜き)を下ることがほとんどありません。

画像選定アリなら文字単価1.5~2.0円、専門性が求められる案件は文字単価3.0円以上の印象です。決して、高単価というわけではありませんが、文字単価0.3~0.5円程度の案件ばかり請けている方は、活用しない手はないでしょう。

しっかり校正してもらえる

ランサーズ案件では、クライアント提出前に校正が入ります。
そのため、自分が書いた記事の問題点や改善点などを知ることができるのです。

自分の書いた記事を評価してもらえない環境では、なかなか成長することができません。
そのため、しっかり校正してもらえ、その記事を確認できるというのはかなり大きなメリットと言えます。

案件を紹介してもらえる

最初に採用された運営案件が終了しても、他の案件を紹介してもらえる場合があります。
必ずしも、自分に向いている案件が紹介されるとは限りませんが、最初のうちは経験を積むために請けてみてもよいでしょう。

どのような形で紹介されるかまでは、ここでは詳しく書けないので、運営案件に参加してからランサーズの方に尋ねてみてくださいね。

運営案件のデメリット

運営案件には、次のようなデメリットがあります。

個性を出すことができない

案件によって異なりますが、ライターの個性が出る文章は求められていない傾向があります。クライアントが求めることを的確に捉え、文体や使用する言葉などを的確に選ぶことが大切です。

自分にしか書けない癖のある文章を書けるようになりたい方には、運営案件は向かないかもしれません。

納期の設定が短い場合がある


ランサーズの運営案件は、割り振り・執筆期間・校正期間・修正対応期間・クライアント修正対応期間など細かくスケジュールが組まれています。

短納期に設定されており、思うように本数を請けられない場合があるのです。
なお、請ける案件数は多ければ多いほどに安定するので、納期が短いからと言って運営案件から降りるのはおすすめできません。

運営案件の参加方法

運営案件は、ランサーズ内で募集されています。
クライアント名に「Lancers」が入っているアカウントをフォローしておきましょう。
そうすれば、募集されたことにいち早く気づけます。

ちなみに、ランサーズのアカウントは複数あります。

運営案件への参加率を高める方法

運営案件には、毎回応募が殺到します。どれだけ大量募集していても、あまりにも多くの応募があれば、参加できる確率が下がってしまいます。参加率を高めるために、次のことを心がけましょう。

プロフィールを充実させる

ランサーズがライターの選定に用いる材料は、提案文とプロフィールです。
プロフィールが充実していないと、それだけ不利になります。
プロフィールを充実させることで信頼感が増し、運営案件への参加率が上がります。

次のポイントを重視しましょう。

・プロフィール写真を設定(自分の顔写真・似顔絵などが望ましい。)
・得意ジャンルを書く(専門性があるなら全力でアピール)
・正しい日本語でプロフィールを書く
・400文字以上は書く
・初心者ですといった文言は入れない etc..

プロフィールの充実については、別記事で詳しく解説します。(今度、書きます)

提案文を工夫する

応募する案件に相応しい提案文を書きましょう。次のポイントを押さえることをおすすめします。

・過去実績の提示
・どのような記事を書けるのか(正しい情報に基づいた記事・わかりやすい記事など)
・募集概要に記載の提案文に必ず書くべきことをしっかり書く

提案文の工夫については、別記事で詳しく解説します。(今度、書きますスミマセン汗)

提案文を使いまわす方もいますが、思っている以上にバレてるので、避けることをおすすめします。

トライアルに合格する必要がある

ランサーズの運営案件に参加できたとしても、まずはトライアルに合格する必要があります。トライアルなしの案件もありますが、実際に参加しなければわかりません。

トライアルは、通常通りの金額が支払われることがほとんどです。無料でトライアルを求められることはありません。

トライアルに合格するためのポイント


トライアルに合格するために、次のポイントを押さえましょう。

納期に遅れない

トライアルは、ライターの性質や実力、一般常識、納期を守れるかなどを見るために行われます。そのため、納期には極力遅れないことが大切です。やむを得ない事情で遅れる場合には、できるだけ早めに理由を添えて伝えましょう。

連絡なしの納期遅れは、不採用の可能性が高まります。

レギュレーション記載の内容を何度も質問しない

全ての案件に共通していることですが、案件ごとにレギュレーションが設けられています。そのレギュレーションをしっかり守った記事を納品することが大切です。校正されるからといって、レギュレーションを守らない記事を納品すると、不採用の可能性が高まります。

また、レギュレーションに記載されている内容を何度も質問しないようにしましょう。
共有事項をしっかり守れるかどうかも判定基準に入っています。

修正依頼にしっかり対応する


どのような案件も同じですが、執筆から修正までしっかり対応して、初めて報酬が発生します。修正依頼があった場合は、しっかり対応しましょう。

完璧な記事を書けなくても、修正依頼にしっかり対応すれば、採用の可能性が高まります。

運営案件をうまく活用しよう

運営案件への参加は、経験を積める良い機会となります。運営案件で経験を積みながら、ランサーズやクラウドワークス、業務委託などで仕事をとっていきましょう。

なお、今回ご紹介した案件への参加率やトライアル合格に関するノウハウは、全ての案件に共通することです。運営案件を練習台にして経験を積み、より理想に近い条件の案件を請けられるようになりましょう。

ABOUT ME
加藤 良大
加藤 良大
歴11年フリーライター。執筆実績23,000本、大手から個人まで取引先数は500以上。正確でわかりやすい記事を追求し、各ジャンルの専門家からも高評価を得ている。対応ジャンルは医療・法律・不動産・美容・M&A・ビジネス・マーケティングなど多岐にわたる。