「1円でも世帯収入を増やしたい」、「毎月ちょっとだけ外食の回数を増やしたい」、「将来のために少しでも貯金したい」など様々な理由で副業を始める方が増えてきています。
副業には、ライティング、アンケート回答、モニター調査、軽作業などがありますが、中でも効率よく稼げるのがライティングです。
ただし、大きく稼ぐためには、それなりの努力が必要です。
毎月5~6万円程度の収入であれば、半年以内に達成することは難しくないでしょう。
この記事では、副業でライターを始めるメリットとデメリットについて、医療ライターの加藤良大が詳しく解説します。
副業ライターのメリット
まずは、副業ライターをやるメリットをご紹介します。
隙間時間に稼げる
ライターと言えば、取材をして記事を書くというイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。
取材をするほどの時間はないため、ライターはできないと考えている方もいるでしょう。
実は、ネットの記事や書籍を参考に記事を書く仕事もあるのです。
ネットでリサーチして書くだけであれば、隙間時間にも作業できます。
子供が保育園・幼稚園・小学校などに行っている間に稼げますよ。
もちろん、寝る前の隙間時間などに少しだけ書くといったスケジュールも立てられます。
生活の質が上がる
ライターは、納期に間に合いさえすれば、いつ執筆しても構いません。
休みたいときに休み、働きたいときに働けるのです。
そのため、体調を崩しにくくなり生活の質も上がるでしょう。
働きすぎて疲れ果てているという方にこそ、副業ライターがおすすめです。
高単価案件を獲得できれば心に余裕が生まれる
報酬額は案件ごとに異なります。
専門性が高い記事であればあるほどに、報酬額が高くなるのです。
逆に、誰でも簡単に書けるような記事は単価が低く設定されています。
単価が低ければ、目標金額を達成するために多くの記事を執筆しなければなりません。
単価が高ければ、少ない記事で目標金額を達成できます。
もちろん、単価が高い案件は難易度も高いのですが、やっていくうちに慣れて、短時間で書けるようになるでしょう。
また、執筆記事数を抑えられることで心に余裕が生まれ、ライターが楽しくなってきますよ。
様々な知識が身につく
記事のジャンルは、健康・美容・ビジネス・恋愛・旅行・グルメ・インテリア・家電製品など様々です。
複数ジャンルを請け負う場合には、様々な知識が身につきます。
ライターをやらなければ知ることがなかったであろう知識が身につき、生活が豊かになるかもしれません。
ジャンル選びやライターに向いているかどうかなどについては、こちらの記事をご覧ください。
副業ライターのデメリット
副業ライターの良いところを紹介してきましたが、デメリットもあります。
最初は執筆時間に対して報酬が低い
未経験でライターを始める場合は、低単価の案件を請けることになるでしょう。
低単価の案件で実力を身につけて、少しずつ高単価の案件を受注していくことが正攻法です。
編集者などで勤務経験があり、基礎的なライティング術が身についている場合は、いきなり高単価案件を請けることもできるでしょう。
未経験の方は、どうしてもライティング術が身につくまでは単価が上がりにくいため、なんとか耐えていきたいところです。
本業を圧迫する可能性がある
アルバイトとライターをかけ持ちしている方もたくさんおられます。
ライターで稼げるようになるまでは、かけ持ちするといいでしょう。
ライターの仕事がなくなったときのリスクヘッジにもなるので、仕事がなくなることを不安に感じる必要がなくなります。
ただ、ライターの仕事を請けすぎて本業を圧迫しないよう注意が必要です。
「本業があるのだから、ライターはゆっくりのペースで勉強していこう」とゆとりの気持ちをもつことをおすすめします。
スケジュール管理が大変
複数案件をかけ持ちすると、それぞれの納期に合わせてスケジュールを組む必要があります。
保育園や幼稚園などの行事と重なり、スケジュール調整に苦労することもあるでしょう。
子供が熱を出し、納期を遅らせてもらうことになる場合もあります。
育児・本業に加えて副業でライターを始めると、スケジュール管理がとても大変です。
副業ライターが登録しておきたいサイト
副業でライターを始めるのであれば、クラウドソーシングサイトへの登録は必須でしょう。
クラウドソーシングサイトは、発注者と受注者をつなげるサイトで、ライターの仕事を探すことができます。
また、サイト上にすぐ始められる案件が公開されており、好きな案件を選んで執筆する方式もあります。
詳しくは、こちらの記事をお読みください。
とりあえず始めてみよう
副業でライターを始めることにリスクはありません。
とりあえず、始めてみることをおすすめします。
100記事ぐらい書いてもライターの仕事を楽しいと思えず、本業よりもしんどいと感じるのであれば、やめた方がいいかもしれません。
ただし、10記事や20記事程度では、向き不向きはわからないので、ある程度は続けることが大切です。